【LOMO LC-A+】で撮影した多重露光の実写レビュー
フィルム一本全て多重露光で撮ってみた
【LOMO LC-A+】を手にしてから考えていた“フィルム一本で多重露光縛り撮影”がやっと実行出来ました。
使用フィルム:FUJICOLOR 業務用100/24枚撮り
Nikon ES-2でデジタイズ後、Lightroomで書き出し。
LC-A+で追加された多重露光機能は非常に簡単で、いつも通りにシャッターを切った後にボディ底にある「MIXスイッチ」をスライドして再びシャッターを切るだけ。スイッチをスライドする度に再露光可能で回数制限はない。
2枚重ねる場合の露出は適正露出より「一段暗く(-1.0)」するのがセオリーで、プログラムAEのLC-A+だとISO100フィルム入れた場合、ISO200に設定して撮影。これでシャッター速度が「一段早く=一段暗く」なるので露出オーバーを避けられる。
とは言え、フィルムの多重露光は全くの初めて。出来るだけ失敗なく…と心掛けて撮っても、まるでダメダメなのも多数あり半分以上はボツとなった笑
ここの作例たちもLightroomの現像力に相当助けられています。
ロモグラフィーHPには多重露光の有益な情報が多数ある。
・【LOMO LC-A+で多重露光をする方法】
・【多重露光:被写体を選ぼう!】
・【テクニック記事】多重露光を生かしたポートレートの撮り方 ←多重露光のプロの解説でこれが一番参考になる。
この一枚だけは撮影前からシミュレーションしてた組み合わせ。しかし仕上がってみると秀吉像のシルエットが薄…。どちらかをもっとアンダーで撮るべきだった?
これは一度シャッターを切り、同じ位置でカメラをひっくり返して再び撮った。
ちょっとうるさい感じですが、道路と空が重なった画面下が水たまりのようになったのは狙い通り。
中之島公会堂も同じように撮ってみたが、どうも露出が上手く合わなかった。
まとめ
私自身は多重露光をするなら、あえて不便なフィルムカメラの方がイイですね。
現像結果を見るまでの、上手く撮れているかな?奇跡の一枚があるかも?なんて言うワクワク感は通常のフィルム撮影以上。
比較するのもアホらしい程に効率よく出来るデジカメだと、あまりにも選択範囲が広がり過ぎて積極的に試そうとは思わなかった(人の作品を見るのは好きです)
まぁ私の技量ではこれ以上の上達は見込めなさそうなのでプロセスを楽しんで、結果失敗してもイイかと言う心持ちで満足してます笑
以上【LOMO LC-A+】の多重露光レビューでした。