ホームメーカー別SONY【SONY α7III】いつまで使う?

【SONY α7III】いつまで使う?

購入から6年目になったSONY α7IIIを振り返る。

2018年発売のフルサイズミラーレスを回顧する

記事のタイトル通りでこのボディをいつまで使い続けるべきか決めかねています笑

とりあえず6年経ったα7IIIの印象はこんな感じですよと纏まりなく書いてみようと思います。

私の【SONY α7III / ILCE-7M3】はフルサイズミラーレスのメイン機として今も頼りにしているボディ。

初めて予約購入したカメラで発売日の2018年春から今年で6年目に突入した。幸い不具合が起きることなく保証期間内のセンサー清掃以外はノーメンテだ。

自身のカメラボディ使用歴では最長となり正直ここまで手元に残し続けるとは思いませんでしたね。先代のα7IIは2年弱ほどで買い替えたので。

想定では後継機のα7IVの発売と共に買い替える準備はしていたのですが順当なスペックアップは歓迎出来るものの、

動画重視の進化となったことから「これ撮る写真が変わるのか?」と思案した結果スルーとなった。

大人気の「α7CII」もコンパクトで魅力的だが、別にEマウントに強く拘る理由もなく

実はNikon Z fが出ると盛り上がった時には本気でマウント移行しようかと考えたこともあった(オールドレンズ使用に有利なセンサー前ガラス厚の差も含めて)

しかし2023年はライカM10-Rを買ったのでそれは流石に節操なさ過ぎだろと冷静になった。

画質・AF性能・動画性能

◆約2400万画素クラスのフルサイズ機としては未だに一線級の画質性能。JPEG撮って出しだとクリエイティブルックを始め画像処理エンジンの世代差はあると思いますが、RAWであれば高品質な非圧縮画像が得られる。

◆AF性能は個人によって要求レベルが特に違ってくると思うが、私自身には必要十分と言った所。連写や動体撮影少なめの撮影スタイルなら特に不満も感じない。瞳AFも当時の限界レベルはあるので積極的に使える。

まあそもそも最後にEマウントレンズでAF撮影したのがいつだった覚えていない位なので、新しいボディに変えても恩恵が少ないんですよね。

◆動画撮影は30分記録制限あり。4K撮影は必要最低限の機能を備えているので時代を考えれば優秀な部類。動画撮影が得意な人なら使いどころを考えて十分カバー出来ると思う。

シャッター数チェック

α7IIIのシャッター耐久回数は約20万枚と言われている。そこでシャッター数の判定ツール「Sony Alpha shutter count tool」でチェックした結果は…

えっ たったの1.5万枚程度?少な過ぎない…?

実はこれメカシャッター数のみでサイレントシャッターはカウントされていないのです(画像データ内に記録されていない)あくまでメカシャッター機構の耐久数に達しているかを確認するためのツール。

ちなみにショット数.comでも全く同じ枚数判定でした。

思えばある頃からフリッカー撮影以外はほぼ電子シャッター専用機として使っているので実際の総シャッターはメカの軽く3倍はあるはず。それでも6年使用で5万枚程度であれば少ない方なんでしょうね。

ボディ各部

ボディには保護目的のレザー調スキンシールを貼っているので大体はキレイな状態。

マウント部はオールドレンズ用のアダプターなどを取っ替え引っ替えしているので小さなキズやスレがそれなりにあり、12時の位置にある「E-mount」の文字もほとんど見えなくなった。

新品時は硬めだったレンズ着脱の感触は今では滑らかになっている。加えてガタつきはなくマウント部分の強度には何ら不安は感じませんね。

従来機よりホールド性が増したグリップ形状も今では標準的かややコンパクトな部類になった。

α7IVの改良されたグリップは確かに握りやすく頼もしいものだが、個人的にはオールドや小型レンズ使用時にここまでガッシリしたグリップはやや過剰に思えた。

ちなみにストラップに通したピークデザインのアンカーリンクスもボディと同等の使用歴となるが未だに交換サインが出る気配は見えない。

初代α7から続いた右肩の露出補正ダイヤルも無印では3世代目で終了。

次世代機では機能割り当て可能のカスタムダイヤルとなっている。絞り優先AEがメインの私にはカスタムしても慣れた露出補正を割り当てるでしょうね。

電子ビューファインダー/EVFと背面モニターの性能は

ドット数倍率/サイズ
EVF約236万ドット約0.78倍
背面液晶約92万ドット3.0型

現段階で他メーカーも含めたフルサイズ機として標準以下です。EVFは酷いとは思わないが眼前のモニターを覗いてる感じ。

個人的には元々EVFへの拒絶感は全くなく一眼レフからスムーズに移行出来たタイプなので別にこのクラスでも許容は出来る。

F1.2クラスのMFレンズでも楽にピント合わせは可能で高性能なEVFの為にボディ替えはないですね。

メニュー画面は旧世代の構成でメニューのタッチ操作は非対応。レスポンスも若干モッサリ感がある。

Zバッテリーこと大容量の「NP-FZ100」は従来のNP-FW50とは比較にならないほどの長寿命で非常に頼りになる。モバイルバッテリーなどから給電しながらの撮影も可能だ。

こちらも使用6年目となるが劣化らしい兆候もないのはスゴイ。

まとめ

結局何が言いたいのか分からない内容になってしまったが、6年も使えばもし故障しても今までお疲れ様。と感謝して修理せずに買い替えとなるでしょうね。

逆に言えば故障でもしない限り使い続けるだろうなと思いますし、α7III登場時ほどのセンセーショナルな機種があまり無いんですよね…。

一つアドバイス出来ることは今からα7IIIをメイン機として導入することは全くオススメしません。中古は流通数が多く価格も底値みたいなものだと思いますが、

先進的なベーシック機として台頭していた時代はとっくに過ぎてますのでどこかで妥協の残る選択になるはず。未だに現行販売してるソニーもようやるわと思いますね。

ちなみに私が物撮りに使用しているカメラは2016年発売の「α6300」です笑 ディスコン後の処分価格だったので新品でもかなり安かったと記憶している。

登場時は動画性能への酷評から地雷ボディ扱いだったが、動画も撮らず静止画メインのサブ機なら決して悪くない。一時はAPS-C最上位機種だったのでフルマグネシウムボディの作り込みはα6400よりも上等。

こちらも故障するまで使い続けることになるでしょうね。

以上、α7IIIの6年目レビューでした。



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