オリンパスOMマウントの標準マクロレンズ【OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5】の外観レビュー
OMシステムの精神が活きる小型マクロ
本ブログのメイン記事(予定)であるオールドレンズのレビュー
とりあえず外観と実写の2記事に分けて行こうかと思います。オールドレンズはレンズ単体や現代のミラーレス一眼に装着した姿だけでも面白いですからね。
とりあえずカメラバッグに入れておける手軽なマクロレンズが欲しくなりヤフオクで入手。
落札相場より随分安かったが、理由はレンズコーティングに少し荒れのある個体。
だが少し使ってみて今のところ、顕著な影響は感じられず気にせず使って行けそう。
マウント | オリンパスOM |
レンズ構成 | 4群5枚 |
最短撮影距離 | 0.23m |
最大撮影倍率 | 0.5倍 |
絞り枚数 | 6枚 |
フィルター径 | 49mm |
全長×最大径 | 40×60mm |
重量 | 200g |
最短撮影距離は0.23m
最大撮影倍率は0.5倍(1:2)
いわゆるハーフマクロレンズですね。
α7IIIにマウントアダプターを介して装着するとこんな感じ。フランジバックを合わせるためアダプター分の厚みが増えるがそれでもコンパクトで扱いやすい。
ヘリコイドを最短撮影距離(0.23m)まで繰り出すとここまで伸びる。
このレンズはヘリコイドの操作感がとても良く無限遠から最短まで気持ちよくピント合わせが出来る。特に撮りたいものが無くても無意味にヘリコイドを触りたくなるw
前玉は奥まった場所で十分な遮光効果がありレンズフードは不要らしい。
フィルター径は49mm。オリンパスOMマウントの小型軽量レンズは49mmが多いのも特徴ですね。
この形状は前玉が汚れることは殆どなく、私は保護フィルターは装着せずに使用しています。
絞り羽根の枚数は6枚で形状は時代的に一般的な六角形です。
レンズ外周にコート荒れが見えると思います。
後玉側は普通です。まぁ特にコメントする事はないですねw
【CONTAX Planar T*50mm F1.4 MMJ】と比べるとF値が大きく違う割にはサイズ差はあまり違いはないが、この鏡胴にハーフマクロ撮影が可能なヘリコイドが組み込まれていると思うとオリンパスの技術はスゴイ。
レンズ構成こそ違うが同スペックの【Canon FL 50mm F3.5 MACRO】との比較では明らかにオリンパスの方がコンパクトで軽い。
Canonの方はジャンク品扱いで入手したものでヘリコイドがやたら重く、指が疲れてしまうくらいだった。これが不満で今回のオリンパスのレンズを買ってみようと思った。
最短撮影距離イメージ
レンズ先端からの最短距離(ワーキングディスタンス)はこんな感じ。
ハーフマクロと言えども手ブレとピント合わせはシビア
α7IIIで最短撮影距離、開放絞りF3.5の撮影。
被写体は直径5cmくらいの小さな多肉植物だが画面大きく撮影できる。
個人的にはこれ以上大きく撮影したい場合は中望遠の等倍マクロレンズを持ち出しますかね。
サブ機として使っているAPS-Cカメラの【SONY α6000】に装着しても操作性は良好。中望遠の画角になりますが手持ち撮影も何とか出来る範囲。
外観レビューは以上です。
【マクロ】OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 実写レビュー
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