【銘玉マクロ】α7III×OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2 実写レビュー

オリンパスの中望遠マクロレンズ【OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2】の実写レビュー。

 

OM ZUIKO MACRO 90mm F2 作例

使用ボディはSONY α7III
Adobe LightroomでRAW現像。歪曲、色収差、周辺光量の補正はしていません。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

ピントのピークが掴みやすく、MF操作が楽しいレンズです。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

開放F2はトロトロのボケ味。絞ってよりシャープにしたい時もあるが、開放でないとこのボケ味は出せない。

 

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

マクロと言えば虫撮りも定番。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

ピント部拡大。昆虫もポートレートと同じ瞳(複眼)にピントを合わせるのが基本ですが、これはサッと撮ったので背中にピントが来てますね。
2枚目はじっくりピントを追い込んで・・・と思ったら「トンボ!トンボ!」と現れたキッズに驚いて飛んでったw まぁまぁ、公園だし子供がいるのは当たり前。オールドレンズでゆったり撮影するなら気持ちもおおらかにね。

 

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

このレンズの色のりは誇張なくナチュラルで彼岸花を撮っても赤が色飽和することはありませんでした。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

ピントリングの操作性が抜群なので小さなおしべもラクラク。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

蜜を求めてヒラヒラ飛び回るアゲハチョウ。私のMFスキルでは絶望的な被写体です。「これはムリ~」と思いつつ、数打ちゃ当たるの連写で奇跡的にピントが合いました。

 

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

ほぼ最短距離0.4m近くで撮影。個人的にはハーフマクロでも必要十分です。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

ピント部拡大。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

地面近くにバッタを見つけました。ホント今となってはチルト液晶なしのマクロ撮影は考えられませんねぇ。

ライブビュー機能が登場する以前は地べたに寝そべったり、アングルファインダーなんかの工夫が必要でしたから、まぁ~ラクになったもんです。

 

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

中望遠は人馴れした猫撮りにも使いやすい画角。

SONY α7III×OM ZUIKO MACRO 90mm F2

最後は遠景。単焦点らしく隅までカリカリの解像度です。

 

まとめ

このレンズの個人的な評価は「現代レンズとオールドレンズのいいトコ取り」な描写だと感じています。解像とボケのバランスが絶妙。
強いて挙げるような不満もないので「SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS/SEL90M28G」が欲しいと思ったことはない。

EOSボディから使い続けている「Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM」はMC-11とα7IIIでもたまに使いますが、解像度は素晴らしいがボケが硬い印象。

今回の作例にはありませんが、玉ボケは開放で口径食がそれなりに出ます。
逆光耐性は年代的には優秀ですがレンズフードはあった方が良い。

手ブレにシビアなマクロレンズはボディ内手ブレ補正があるミラーレス一眼との相性は抜群。お気に入りのレンズなので作例は追加する予定です。

以上【OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2】の実写レビューでした。


 

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