【SONY α7III】に【CONTAX Carl Zeiss PlanarT*50mm F1.4 MMJ】を装着してサクッと撮影して来ましたので適当に何枚か載せます。
Planar T*50mm F1.4で初夏の緑を撮影
初夏の時期、植物が多く手入れが行き届いた公園ではアジサイやバラなど彩り豊かです。
ここは一つマクロレンズの出番かと思いましたが、グッと我慢してあえて標準レンズを選びました。
絞り開放付近の写真がほとんどなのでプラナーのボケ具合の参考程度にはなるかなと。
Adobe LightroomでRAW現像

所有する標準単焦点レンズではSONY 純正の【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】が最も高性能なんですが、それを差し置いて何故オールドレンズを持ち出すのか自分でも分からなくなりますw

およそF4以降の絞りで急激にシャープさが増すのはダブルガウス型ならでは。
開放から高性能な現代レンズとは違い、オールドレンズは絞り値による変化が大きく、良くも悪くも個性的。
そこに面白さを感じるか否かがオールドレンズ沼への入り口か・・・

マルチコートが一般的になる以前のモノコート仕様の“クラシックレンズ”を使っていると、Planar50mmですらコントラストが高く逆光にも強い、現代“的”なレンズと思えてきますw
このPlanar50mmのレンズタイプは後期製造のMMJ(マルチモード対応・日本製)なので、国内では既にAF一眼が登場している時代に製造されたレンズかも知れません。

今回撮影した写真の大半はRAW現像がかなり楽でした。
この日は快晴で光の条件も良かったこともあるでしょうが、Planar50mmの発色と階調の良さが多少なりとも関係あるのかなと思ってます。
21世紀に登場したコシナ製のZeiss PlanarT* 50mm F1.4は同じレンズ構成でも微妙に描写が違うと聞きますが、どうなんでしょうかね?
まあCONTAXでもドイツ製と日本製、ドイツ製でも初期玉が…と今でも話題になってますから、こだわりだすとキリがないと言うか…私は所有のMMJタイプで満足してますからプラナー沼にハマらず済んでますw


Planar50mmは被写体と背景の距離に気を付けないと後ボケがザワザワすると言われていますが、開放F1.4で撮った上の写真にまさにその傾向が出ているように見えます。

バラの花とオールドレンズの相性って良いと思いますね。

モノクロ変換後に適当に色を乗せて遊んでみました。
花びら周りの滲みがイイ感じ。
なんだかんだ言ってPlanar50mmを持ち出して失敗したなーって思うことは一度もないですね。
以上、【SONY α7III】【CONTAX Carl Zeiss PlanarT*50mm F1.4 MMJ】のちょい作例レビューでした。
コメント