【Leica】ELMARIT-R 35mm F2.8 Type II 実写レビュー

【LEITZ WETZLAR ELMARIT-R 35mm F2.8 TypeII】の実写レビュー

 

重みのあるシャドウが心地良いレンズ

ボディはSONY α7III アダプターはLM-EA7
Adobe LightroomでRAW現像

レンズ外観レビューは以下リンク
【Leica】ELMARIT-R 35mm F2.8 Type II 外観レビュー

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

個人的に難しくて苦手意識のある35mmなんですけど、このELMARIT-R 35mmは他のレンズに感じることのない描写があって結構お気に入りです。

特徴をざっと挙げると
・開放からシャープで線は太め
・コントラストが高くシャドウは大きく落ちる
・若干アンバー寄りの色調
などで、一般的なオールドレンズのイメージである柔らかい描写とは違い、硬調で厚みのある印象で写る。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

中央部の解像度は開放から性能全開に近い。線は太めで現代レンズの高精細さともまた違う。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

35㎜単焦点は「CONTAX G PlanarT* 35mm F2」を以前にレビューしましたが、それと比較すればこのエルマリートR 35mmの方が段違いに扱いやすい。

Gプラナー35mmは開放描写がなかなかシビアで使いこなしが難しく、私の技量ではF2の明るさを活かしきれなかった。

見た目はレンジファインダー用でスマートなGプラナーの方がカッコイイんですけどねえ。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

凡庸な35mm F2.8でもボケを強調した写真は簡単に撮れる。

ボケ味は特にクセがないので背景に気をつかうことなく扱いやすい。またLM-EA7との相性も良く近接時もAF精度は抜群。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8最短撮影距離は仕様上「0.3m」ですが、LM-EA7のマクロモード(MF)を使えば「最短0.21m」まで接写可能になり広角マクロとしても活用できる。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8膝上のニャン。カッチリした描写の特性上、毛並みを柔らかく写すのは不向きと言える。やはり猫撮りにはツァイスプラナーの出番か。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8まぁ猫はどんなカメラ、レンズで撮っても可愛いんだよねぇ~

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

今回は遠景で四隅の画質が確認できる写真はないのだけれども、絞り値による解像度の変化はオールド広角レンズとしてオーソドックスなものです。

隅までキッチリ解像させるならF8以上、周辺光量落ちはF5.6辺りで解消、倍率色収差は少し出る。

実感としては遠景よりかは中~近距離の方がレンズの得意とする部分が際立っているように感じる。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

このレンズの描写はモノクロ写真にも向いているかと。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8玉ボケの形状はこんな感じ。大口径ではないので口径食は穏やか。

LEICA ELMARIT-R 35mm F2.8

 

まとめ

35mm F2.8のオールドレンズは何本か試しては手放してを繰り返していましたが、ELMARIT-R 35mm F2.8を入手後は一切、目移りすることは無くなった。

35mmオールドレンズとして万能的な性能を持つこのレンズの評価は、ライカと言う強大なブランドフィルターを外しても変わらないだろう。

ズンとしたシャドウ落ちは、コントラストを強調しづらい曇り日でも引き締まった写真が撮れる。むしろ曇り日にこそ使いたい。

まぁとは言え、35mmが苦手なのは変わらずなので常用レンズにはならないのがホンネなんですけどね笑。私の中ではM-ROKKOR40mm方が強いなぁ。

以上【LEITZ WETZLAR ELMARIT-R 35mm F2.8 TypeII】の実写レビューでした。


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