【CONTAX DistagonT*18mm F4 MMJ】の実写レビューです。
レンズ外観は以下のリンク
【超広角】CONTAX Distagon T*18mm F4 MMJ 外観レビュー
DistagonT*18mm F4 MMJ 作例
ボディはSONY α7III
Adobe LightroomでRAW現像
開放F4で撮影 周辺減光は多く、四隅の甘さもあります。
絞りF11 大阪の工場聖地「中山製鋼所」この日は運搬船の姿もあり豪華な景色でした。以下で3ヶ所を拡大してみます。



解像度はオールドレンズとして見れば文句はないが、流石に現代レンズなんかと比べちゃうとね。色収差はそれなりにあり、現像時に除去しています。
またこのレンズはピントのピークが捉えにくい上に、ピントリングが軽い個体で妙に気が抜けない。
中山製鋼所は数年前から右側の工場が解体され、今は物流センターらしきものが建ってます。
以前は道路の両側をパイプラインが跨ぎ、ひしめき合ってスチームパンクな光景でした。HDDを掘り起こせば初代EOS 5Dで撮った写真が残っているかも。
F11程度まで絞っても周辺減光はわずかに残ります。
まとめ
個人的にはデジタル撮影においてDistagonT*18mm F4の描写はスッキリ、クッキリではなく、どちらかと言えばアンダーな撮り方が似合うレンズだと思います。
また被写体が自然風景では解像度に不足を感じることもあるでしょう。長所である歪曲の少なさは街中スナップなどに有利で、周辺減光なども持ち味として取り入れれば雰囲気のある写真が撮れそうです。
今の超広角レンズは「SONY FE12-24mm F4 G」がメインですが、ヤシコンレンズで固めて撮りに行く際はあえてDistagon18mmでもイイかなと思ってます。
以上【SONY α7III×CONTAX DistagonT*18mm F4 MMJ】の作例レビューでした。