SONY α7シリーズとSIGMA MC-11の使用方法メモ2

SONY α7シリーズとSIGMA MC-11の使用方法メモの続き

 

 

 

SIGMA MC-11 EF-E

 

USM搭載のEFレンズがオススメ

Canon純正EFレンズをMC-11で使用する際は
USM搭載(超音波モーター)のレンズがオススメです。
特に「リングUSM」搭載のレンズが高性能でその理由は以下

・AF動作が静かで安定している
・インナーフォーカス仕様が多い
・フルタイムMF仕様が多い

この中で私が重視するのは「フルタイムマニュアルフォーカス」でこの機能はレンズのAF/MFスイッチを切り替えることなくピントリングを操作できるのでAF補助や不具合のリカバリーに非常に便利です。

同じフルタイムMF仕様のSTM搭載(ステッピングモーター)のEFレンズはピントリングが電子制御式なので使い勝手は劣ると思います。

なおAPS-C専用のEF-Sレンズはマウント部で干渉して装着できません。サードパーティ製のAPS-C専用レンズは装着可能です(一部例外があるかも知れません)

 

望遠、マクロレンズはAFにひとクセあり

望遠、マクロレンズはフォーカス時のレンズ移動量が多いためか標準、広角レンズなどと比べてAFの俊敏性、合焦率に劣ることがある。

おもにAFがもたついたりフリーズするケースは∞無限遠~最短撮影距離」など大きくフォーカスが移動する場合に多い。でも一度ピントが合えば食い付きは良いと思います。

AFの調子が悪くなった際の対策としては複数あり、私が順番に行うものは主に以下です。


1:あらかじめピント位置付近までMFを使う
2:ピントリングを∞無限遠位置に移動
3:レンズ側のAF/MFスイッチを操作
4:電源の入れ直し
5:4に加えMC-11、レンズを付け直す


1:AF不良を未然に防ぐための方法です。
AFを作動させる前にMFでピント位置付近までアシストする“半AF”のような操作感になります。さじ加減は撮影条件、レンズごとに違うので少し慣れが必要。
ここでフルタイムMFがあるレンズならスムーズに操作できます。

2:MC-11は∞無限遠をフォーカス初期位置としているようで不調かと思ったら
ピントリングを回して無限遠位置に戻すとAFが正常に戻ることがある。
ここでもフルタイムMFがあるレンズが便利。

3:レンズ本体のAF/MFスイッチを「AF⇒MF⇒AF」と切り替えると自動で無限遠位置にリセットされ正常になる可能性がある。

4:PC、スマホなどの再起動と同じ要領でこれで大抵は機嫌が治ります。

5:上記のいずれを行っても治らない場合の最終手段です。なんならバッテリーの抜き差しも行います。

 

4、5の操作はシャッターチャンス時には非常にストレスになりますね。。
特に5はこれを行っても動作不良が頻発するレンズは決定的にMC-11との相性が悪く、使用頻度減⇒売却コースの有力候補になりますw

経験則として一昔前に多かった前玉回転式の安価なレンズは相性が良くないものが多いと思います。
非対応だけどシグマ製の【APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO】はα7IIで短期間使用していたのだが、AFが詰まったようにフリーズすることが頻発して早々に売却しました。

 

SIGMA製 旧ROMレンズはAF不可

SONY α7III SIGMA MC-11 EF-E
旧ROMの「MACRO 50mm F2.8 EX」AE、絞りは問題なく作動する。
“DG”が付いた新モデルならAFも作動するようだ。

シグマ製のフィルム時代に製造されたEFマウントレンズは、
レンズ制御のROMがデジタルEOSに対応していないことが多く、MC-11を介してEマウントボディに装着しても同様に作動しない。

上の画像の「MACRO 50mm F2.8 EX」はEOS 5DではAF不動、絞り込んで撮影するとエラー発生で撮影停止するのだが、MC-11を介してα7IIIに装着すると同じくAF不動だが、絞りは問題なく作動しシャッターか切れる。
思わぬ発見だが、これより古いシグマ製レンズは絞りも作動しなかったのでレアケースだろう。

シグマ製の非対応EFマウントレンズを選ぶ際は「DG」「DC」が付いた比較的新しいモデルを使用すれば使用できる確率は高い。しかし快適に使えるかは別。

またタムロンやトキナーなどはフィルム時代のレンズも問題なく使用できることが多い・・・まぁ積極的に使用したいレンズが少ないことが難点。

 

動画撮影時のAFは実用にならず

静止画撮影時に問題なくAFが行えていても、
動画時はAFアルゴリズムが違うのか、全く使い物にならない。
AFが遅いとかのレベルではなく、散々迷った挙句にピントが合わないことがほとんど。
そもそも像面位相差ではなくコントラストAFで作動しているようだ。

絞りは正常に作動(レンズによっては絞りの音が大きい)するので、
MFでの動画撮影に慣れている、そもそもAFを信用していない人はあまり問題ではないと思いますが、AF使用の動画撮影を想定している人は要注意です。

 

その他情報

非対応レンズ装着時でも焦点距離や絞り値などEXIF情報はしっかり記録されます。
しかし、レンズ名はSONY純正の適当なAマウントレンズに変換されるので一応注意。

例:【EF 24-105mmF4L IS USM】⇒【DT 24-105mm F4 SAM】


電源オフ時にはEFレンズの絞り羽根は最小絞りまで自動で閉じられます。

EOSボディ時にはない動作なので少し違和感あるが、Eマウントレンズでは正常な動作でミラーレスのむき出しのセンサー部を直射光などから守る役目があるそうだ。
その後にEOSボディで使用しても全く問題なく使用できる。


MC-11は内面反射によるフレアなどを軽減するため、
マウント内に植毛紙が入念に貼られており国内メーカーの丁寧さを感じるのだが、この部分にホコリや糸くずなどが付着しやすい。

SIGMA MC-11 EF-E

これが撮像センサー上に落ちると厄介なので、
気付いた時にはブロワーを吹くかセロテープでペタペタするなどキレイにしておくことをオススメします。

 

まとめ

たかが一つのマウントアダプターでここまで書くことがあるとは思いませんでした・・・ダラダラ見づらい文章でスミマセン。。

私個人がこれからのMC-11の役割について思うことは少し消極的で
ボディ性能が向上するにつれ動作制限など不満がより明確になってくると思います。

また純正、サードパーティ製のEマウントレンズの充実化が大きく、
シグマがEマウント用に最適化したArtラインレンズを発売した辺りに
MC-11の一旦の役割は果たしたと考えているような気がします。

まぁメーカーはおろかマウントまで違うレンズを実用レベルで作動させていること自体、ミレーレス登場前はとても信じられないことで、ありがたみを感じつつ、割り切って使用するのが正解なのかもしれません。

以上SIGMA マウントコンバーター【MC-11 EF-E】の使用方法メモでした。


 

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