【OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5】の実写レビュー
軽量コンパクトでスナップもOKのお気軽マクロ
ボディ:SONY α7III
JPEG撮影でクリエイティブスタイル「スタンダード」
後にホワイトバランス微調整した程度です。
レンズ外観レビューは以下リンク
【マクロ】OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 外観レビュー
カメラ設定や光の条件にもよるでしょうがコントラストは平凡と言うか、誇張なくあっさりした印象の写りが多かったです。
目立つ歪曲はなく補正処理は必要なさそうです。
F3.5開放絞りで桜を撮影
背景の少しザワザワした感じのボケ具合はダブルガウス系に近いかな?
絞り開放からピント部はシャープですが、拡大すると若干の滲みが見えます。
まぁオールドレンズとしてよくある事で何ら弱点ではないので、被写体によっては良い方向へ作用します。
F5.6辺りからはシャープネス、コントラスト共に上がり「キッチリ」した写りになります。
標準画角かつ開放値がF3.5と暗めなので、ピントを合わせた被写体のみをヌッと浮き上がらせるような撮り方は構図に工夫が必要な感じですかね。
他に逆光なども試しましたが、特に強いフレアなどは発生せず逆光耐性は高そうです。
まとめ
今回、遠景の写真はありませんが絞ると画面隅まで単焦点らしい解像度を出してくれます。
現段階での印象は「クセなく安定の描写」と言った感じ。
今、オールドレンズを使う意味として、これを良いか悪いかと判断するのは個人の感性ですが、このレンズの最大の特徴はとにかくコンパクトで扱いやすいことでしょう。
OMマウントのマクロレンズとしては格下扱いですが作りも描写性能も決して手抜きは感じられません。
今日はコレでマクロ撮影するっ!て言うより「いつもより2歩3歩さらに寄れる標準レンズ」と思って気軽に使うのが良いのではと思います。
以上【OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5】の実写レビューでした。
コメントを残す