X100VIのレンズを絞り開放オンリーで撮ってみた

今回は大阪市旭区の『千林商店街』をサクッと撮り歩いた写真です。
加えてちょっとしたテーマを決めて「レンズは絞り開放F2のみ」にして撮影してみました。

フィルムシミュレーションはこの一枚のみ「ノスタルジックネガ」他は全て「クラシックネガ」です。
画像はJPEG撮って出し。以前にRAW現像ソフトでX100VIのフィルムシミュレーションをどう扱うかを記事にしましたが基本はフジのJPEG品質を信用することにして、ここぞと思うシーンはRAW撮影がいいんじゃないかなと思ってます。



静かな路地裏でくつろぐニャンコ。動物対応の被写体検出AFを使いフォーカスポイントは猫の瞳を正確に検出追従していました。
ここから2歩近付いた所でシャーッと威嚇され不審者認定されてしまいましたね。


固定レンズ「FUJINON SUPER EBC 23mm F2」の開放性能については何ら心配はなく特に画面中心~中間エリアはカリカリのシャープネスです。

周辺はハイライト部かつアウトフォーカスなどの条件で多少のにじみが出ることもあるが悪い印象はなくクラシックネガ等のルックと相性が良いと思えます。
それに今回のような日中のスナップでは周辺光量補正もオフで撮りたいくらいですね。しかし静止画の設定メニューにはレンズ補正の項目がないんですよね。


X100シリーズの伝統でもあるハイブリッドファインダーについては現状でEVF専用になっています。
いつかOVF縛りで撮影してみたら面白そうではあるけども、撮影体験の質としてはライカMを始めとする本物のレンジファインダーなんかと比べると電子的な要素が多くあまり高揚感は得られない印象です。



クラシックネガは階調のハイライト~中間域にややマゼンタが乗るので白っぽい桜の色彩強調に効果ありです。
以上、X100VIの商店街スナップ写真でした。
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