【CONTAX Carl Zeiss Distagon T*25mm F2.8 AEG】の実写レビュー
ディスタゴン25mmは広角スナップが面白い!
今回は広角レンズのレビューですが広々とした風景ではなくでスナップ域の写真メインです。
ボディ:SONY α7III
Adobe LightroomでRAW現像 レンズ補正なし
コンタックス/ヤシカ初期からある【Distagon T*25mm F2.8】は性能評価で「四隅の画質」や「歪曲収差の少なさ」などは大いに褒められることはなかった(はず)
メーカー自身も“レンズの味”を売りにした謳い文句が多く、滅多なことがない限りレンズ設計のリニューアルをしないヤシコンの思想が良くも悪くも出ている。
とは言え、広角オールドレンズとして優秀な性能であることは以前の 比較レビュー でも確認しましたし、高いコントラストと開放付近での周辺減光の相乗効果はスナップ撮影にインパクトを与えてくれます。
ここから奈良県のならまち界隈スナップ
カタログ仕様ではこのレンズの実焦点距離は「25.9mm」なんですが、
うん?それってもう26mmじゃねぇの??…って言いたくなる。まぁこれは気にしない方がいいです笑
実際に実焦点距離をキッチリ公表していないメーカーが殆どであるし実用上で問題になることも特にないでしょう。結局は気の持ちようですね。
Zeiss伝統の25mmはコンタックス/ヤシカ終了後もライセンスを得た他メーカーで繰り返し再設計され一眼レフ用の「Distagon T*25mm F2&F2.8(共に生産終了) 」やライカM用の「Biogon T*25mm F2.8 ZM」が発売、
デジタル対応設計のBatis、Loxia、Milvusシリーズにも25mmはラインアップされており、Zeiss広角レンズのマストとして欠かせない存在となっている。
個人的に使ってみたいのは唯一のAFでEマウント用の「Batis 25mm F2」ですがそこはやはりZeissプライス。所有の「FE 12-24mm F4 G」との両立は出来ませんねぇ
まぁ現状で撮りたいものは撮れるから不満はないんだけどね。
歪曲はある程度出るレンズなんですが、スナップ撮影においては特に気になるシーンはありませんね。
革靴の質感もイイ感じに出てます。
日の丸構図は開放絞りでOK。
まとめ
個人的に広角スナップは定番の28mmよりも25mmの方が心地良く、ハマることが多い。最短撮影距離が0.25mまで寄れることやCONTAXレンズとしてはコンパクトなのも使いやすい。
中古相場も高騰することなく割と落ち着いているので、初めてのCONTAXの広角レンズとしてもオススメです。いつかフィルムでも使ってみたい一本ですね。
以上【CONTAX Carl Zeiss Distagon T*25mm F2.8 AEG】の実写レビューでした。
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