夏日の気温でしたが春日大社の参道内にある萬葉植物園の藤の花がピークと言うことで、奈良公園周辺を撮影して来ました。
今回使用のカメラ機材
・SONY α7III
・SIGMA MC-11 EF-E
・EF 20-35mm F2.8 L
・EF 70-210mm F3.5-4.5 USM
普段は単焦点でのんびり撮影なんですが歩留まり向上とα7III+Canon純正EFレンズとのAF相性も確かめる目的でズームレンズ2本を選びました。
と言っても今では誰も見向きもしない古い古い初期のEFレンズです笑
【キヤノンカメラミュージアム EF 20-35mm F2.8 L】
【キヤノンカメラミュージアム EF 70-210mm F3.5-4.5 USM】
EF 20-35mm F2.8 Lは父親所有の死蔵レンズでLレンズなのに「フルタイムMFなし」「USMなし」とEFレンズとしては骨董品レベル。AF音はボディ内モーターみたいに騒がしい。
EF 70-210mm F3.5-4.5 USMは中古で安く買いました。キットレンズよりもコストは掛けられておりインナーフォーカスかつ「リングUSM」搭載に最大の価値あり。
また今回、Adobe Lightroomに【LR/Mogrify 2】と言うプラグインを導入して出力画像内にEXIF情報の透かしを書き込んでみました。
初夏の奈良を散策
「近鉄奈良駅」からバスに乗車、「大仏殿春日大社前」で降車後に春日大社を目指して歩きます。
そこから数メートル歩くだけでさっそく鹿の登場!若いオスかな?ちょこっとだけ生えた角がカワイイですね。左側の木に巻き付けている金網は鹿の食害防止用っぽい。
のんびり木陰で休んどります。
見た目以上に薄暗い状況なので望遠レンズでブレないシャッター速度を確保しつつ画面の明るさも求めるとフルサイズでもすぐにISO1600に上がりますね。
ですがα7IIIの優秀な高感度性能は実感済みなので躊躇なく高感度撮影できます。
「EF 70-210mm F3.5-4.5 USM」はα7III+MC-11との相性は悪くはなく、AF-Cの追従もなかなかイイ感じ。
春日大社神苑 萬葉植物園
萬葉植物園内の植物を撮影(植物園への拝観は有料です)
やっぱり藤の花が見ごろなだけあって一眼カメラを持って撮影している人が多いね。
スゴイ藤の花の密度。花の良い香りもします。
ボケの質も悪くないです。一段程度絞れば十分シャープで条件によっては開放でもいけます。
α7IIから像面位相差の測距範囲が飛躍的に広がったのでフォーカスロックをしなくても周辺へのピント合わせが容易になりました。
望遠ズームなのにほぼテレ端の写真ばっかりだ
写真はありませんが「EF 70-210mm F3.5-4.5 USM」は逆光には比較的弱いレンズかも。
「EF 70-210mm F3.5-4.5 USM」は非球面レンズなどは使われていない球面レンズオンリーのレンズ構成。
それが理由なのか分からないが、ボケ具合や解放時の滲み方がオールドレンズ寄りの描写に見える。個人的には妙にホッとする味のある写りで嫌いではないですね。
開放絞り最短1.2mの撮影だったと思います。
柔らかい描写ですが花の撮影には向いているかも知れません。
「EF 20-35mm F2.8 L」は高解像度で現代レンズにも決して劣りません。
しかし周辺に色収差がめっちゃ出ます。まぁそれはLightroomで容易に補正できる程度でなんとでもなりますがね。
藤の花は漠然と撮りがちなので難しいですねー。でもあれこれ試せて楽しかったです。
画像も多いので今回はとりあえずここまでとして、次回へ続きます。
【初夏の奈良】α7III×MC-11 EFレンズで奈良を撮影 その2
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