【七工匠 7Artisans 75mm F1.25】のレビューその2
ライカMマウント屈指の大ボケレンズ
ボディ:SONY α7III+LM-EA7
Adobe LightroomでRAW現像 レンズ補正なし
前回のレビューは以下
【超大口径】七工匠 7Artisans 75mm F1.25 レビュー
このレンズ何度か持ち出してますが、中望遠は撮りたいものが明確でないとつまらない画角となってしまうので気ままに撮り歩く程度だと使いこなしは難しい。
大きく目立つ周辺光量落ちは個性として活かしたい。
背景ボケに若干グルグルボケの気配がありますね。
こちらのカメラよりも遠くにいた犬が気になるようです。
この表情は歓迎されてませんね…
F4
絞り値による描写の変化はオールド大口径レンズに比べるとメリハリは緩やかで、F1.25~F2.8までは小刻みに絞りを調節するより潔く開放で撮影した方が良いと感じた(露出オーバーでない限り)
画面全体が安定するのはF5.6以降ですかね。しかしこのレンズはボケに対価を払っているようなものなので遠景を絞って撮る意欲はあまり湧かない。
LM-EA7のマクロモードでクローズアップ撮影
F5.6
まとめ
確かに魅力的なレンズなんだけど中毒性はそれほど高くないと思う。こればっかりは用途次第なんですけどね。
MFだとピント合わせが超シビアなのでミラーレスかつAFアダプターじゃないと使う気は起きないかも。ましてやレンジファインダー機でなんてとてもとても。
逆光耐性はハッキリ言ってオールドレンズ並みなので、もっとゴーストやフレアを出してみたら面白くなるかも知れませんね。
以上【七工匠 7Artisans 75mm F1.25】の実写レビューでした。
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