CONTAX一眼レフで撮影したフィルムの実写レビュー
フジカラーとツァイスレンズで写した春景色
◆ボディ:CONTAX Aria
◆レンズ:
Distagon T*28mm F2 AEG
Sonnar T*100mm F3.5 MMJ
◆使用フィルム:FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM400
Nikon ES-2でデジタイズ後、Lightroom+Negative Lab Proで書き出し

今回は以前に記事を載せた【LEICA X-1と春の桜フォト】と共に持ち出したフィルムの実写レビューです。

さて、ようやくディスタゴン28mm F2でのフィルム撮影が実現しましたが
一緒に持ち出したゾナー100mm F3.5の使い勝手が良過ぎてそちらがほぼメインレンズとなってしまいましたね…一応、作例数は半々で載せてみました。

撮影日はあいにくの曇り空でしたが単焦点レンズとツァイスT*コーティングの威力だろうか高コントラストで階調性も申し分のない写真が多く撮れた。



フジカラーSUPERIA PREMIUM400の手持ちストックは今回がラスト。
Kodak UltraMax400よりも滑らかな粒状性で常用にしたいネガフィルムなんですが、そもそも供給が不安定で下位?の「SUPERIA X-TRA400」も在庫限りで終了。
代替品として海外向けの「FUJIFILM400」が国内販売されていますね。しかしフジカラー銘でもなくアメリカ製であることからOEMフィルムとの噂もありますね。

まあフィルム銘柄を選り好み出来る贅沢な状況でもありませんし、購入制限こそあれど何とか調達出来ることに感謝するべきなのかも。
私個人はUltraMax400のストックがまだあるのでそちらを使い切るのが先。期待薄ですがその頃にはフィルム価格も下がってると良いんだけどねぇ。

朱色の発色も良い感じです


撮影地ではフィルム1本撮り切れなかったので帰路途中で残り枚数を消化。




まとめ
正直言って今回はディスタゴン28mm F2の実力を引き出すような写真は撮れなかった感触です。
とは言え贅沢な光学系を内包した頼もしい外観で操作性は抜群。
フローティング機構も搭載し無限遠から近距離までの画角変動=フォーカスブリージングが少なく、ファインダーを覗いている時の光景は非常に気持ち良い。
ただ小型軽量ボディのAriaにはちょっとフロントヘビーなバランスかも。スペックが近く金属ボディの167MTの方が良さそう。
まあしかし気ままに撮るスナップ程度なら普及版のディスタゴン28mm F2.8で十分過ぎるのも頷けますね。
このレンズは当時としてもリバーサルフィルムを使った作品撮り向けと言えるもので例えば広角ポートレートとかだと違いが出てくるんじゃないでしょうか。
ゾナー100mm F3.5はとにかく全てが丁度良い使い心地で他のレンズの出番を奪ってしまう程です笑 数年前と比べて多少は相場が安くなったように感じるので結構狙い目かも。
以上、CONTAXのフィルム実写レビューでした。


コメント