【準広角】CONTAX G Planar T* 35mm F2 外観レビュー

今回はヤシカ/京セラのAFレンジファインダーカメラ 【CONTAX G】シリーズ用の準広角単焦点レンズ【Planar T*35mm F2】の外観レビューをします。

 

 

希少な“広角”Planarレンズ

「CONTAX G PlanarT* 35mm F2」はCONTAX Gレンズ群では後発で
1996年のCONTAX G2の登場に合わせて「BiogonT*21mm F2.8」と共に発売された準広角の単焦点レンズです。

マウントコンタックスG
レンズ構成5群7枚
最短撮影距離0.5m
絞り枚数7枚
フィルター径46mm
全長×最大径31.5×56mm
重量150g

開放値がF2とワンランク上のスペックも魅力的ですが、
Zeissファンとしては広角でプラナー構成なことが特に興味がそそられる。

Zeissの広角と言えばビオゴン、ディスタゴンが定番。
そしてプラナーと言えば標準~中望遠のイメージが強い。
広角プラナーは希少な存在で他に旧CONTAXのPlanar 35mm F3.5があるくらいかな?

CONTAX G PlanarT* 35mm F2
G PlanarT* 35mm F2 構成図

色々調べてみるとLeicaの「SUMMICRON-M 35mm F2」第3世代の7枚玉ズミクロンと呼ばれているものが同系統のレンズ構成のようだ。相場価格ははるかに違うが。

当時の世評では、
広角は「G Biogon T*28mm F2.8」
標準は「G Planar T*45mm F2」
が高コントラスト、開放からシャープな描写で人気があり、
その間を埋める「G Planar T*35mm F2」は毛色の違う柔らかい描写があまり歓迎されず注目度は低かったと聞く。

その後、ミラーレス一眼とマウントアダプター登場によってGレンズ群が息を吹き返してからは、現代レンズとは違うオールドテイストな描写を求めるユーザーが増えたことや、APS-C機では標準画角となる使い勝手の良さから人気と相場は上がっている様子。もちろん私自身もお気に入りの35mm単焦点です。

 

G Planar T* 35mm F2 外観チェック

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

マウントアダプターを介してSONY α7IIIに装着。
軽い、小さい、カッコイイ。やはりα7シリーズはレンジファインダーレンズが良く似合う。
このサイズ感に慣れてしまうと、一眼レフ用のレンズを付けた時に拒絶反応が出ます(笑)

上の画像では純正の「メタルフード GG-1」を装着しています。
この専用フードはG Biogon28mmと兼用で遮光効果が十分かは少し疑問。
G Planar45mm用の「GG-2」は少し深めのフードで保護フィルターの上から装着しても目立ったケラレはなく、今はこれを使っている。
と言うか最近カタログを見返すまで「GG-2」が専用フードと思い込んでいた。

 

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

これはFOTODIOX製のピントリングが太い操作性重視のアダプター
米Amazon.comから個人輸入で購入しました。国内の約半額で買えます。

国内なら定番のメタボーンズ製の中古を探すと安く入手できるかも。

操作性も確かに良いのだが若干窮屈な感じが好みではなく、
G Planar35mmはレンズ繰り出し量がそれほど多くないので、個人的にはピントリングの細いアダプターの方が取り回しが良く使いやすいです。

この太いアダプターは中望遠の「G SonnarT*90mm F2.8」に使用しています。

 

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

フロント側。フィルター径は46mm
絞り羽根は7枚で絞り込むと7角形の形になります。
ショートフランジバック設計の為か前玉は案外小さい。

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

レンズとアダプターのカプラー(凹凸)を連結してヘリコイドを操作します。

後玉は大きめで周囲に4本のレンズガードがありますが、アダプターやボディと内部干渉の心配はありません。

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

絞りリングの指標は一段ずつで半段絞りクリックはありません。

ところで、最近このレンズを使っていてある発見がありました。
最短撮影距離「0.5m」はカタログスペックの仕様なのだがアダプターを介してミラーレス一眼に装着すると「0.41m」程度まで近接撮影ができることに気付いた。もちろん∞無限遠のピントは問題なし。むしろ結構オーバーインフ気味だ。

もしやと思いG Sonnar 90mmも調べてみると「1m⇒0.88m」となっていた。

勝手な推測だが∞~0.5mと言うのはCONTAX GのAF方式やファインダーのパララックス/視差の補正機構の都合であり、レンズ自体はヘリコイド繰り出し量に余裕をもって設計されていたのではないかと思う。
ま、いずれにせよ無改造で最短距離が縮まったのは嬉しいこと。

CONTAX G2のパララックス補正図

 

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

 APS-C機のα6000に装着するとCONTAX Gが復活したかのような見た目に。
やはりボディカラーをシルバーにしたのは正解でした。
いやまぁ、実際はボディがプラ外装でレンズの高級感に負けるんだけどねw
これはG Planar45mm用の「メタルフード GG-2」を装着してます。

CONTAX G PlanarT* 35mm F2

CONTAX Gシリーズのレンズキャップは金属使用の高級感ある質感で気に入っています。
右は標準付属 46mmのレンズキャップ
左はレンズフード用のかぶせ式メタルキャップ「Φ57 GK-54」
これを外でなくしてしまうと金額よりも精神的ショックが大きいと思うw

以上【CONTAX G PlanarT* 35mm F2】の外観レビューでした。

実写レビューはこちら↓
【準広角】SONY α7III×CONTAX G Planar T* 35mm F2 実写レビュー


 

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