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【フィルム作例】AGFA OPTIMA 1035 実写レビュー

【AGFA OPTIMA1035 electronic sensor】のフィルム実写レビュー

アグファ・オプティマで神戸の街角スナップ

使用フィルム:Kodak GOLD 200
Nikon ES-2でデジタイズ後Lightroomで書き出し

カメラ本体のレビューは以下
【フィルムカメラ】AGFA OPTIMA 1035 レビュー

Agfa OPTIMA 1035

撮影スポットは神戸元町の旧居留地周辺です。撮影3月初旬。

Agfa OPTIMA 1035
Agfa OPTIMA 1035
Agfa OPTIMA 1035

今回のOptima1035の撮影結果を見ると中近距離での前ピンの多さが気になった。

無論このカメラのピント合わせは目測式なので、原因は撮影者自身にあることは明白。鍛錬が必要ですね。

Agfa OPTIMA 1035

これもパンフォーカス気味で撮ったつもりだったけど、ピントが合っているのは左手前の街路樹と街灯辺り。

Agfa OPTIMA 1035

描写の傾向としては割とシャドウの落ち込みが強いように感じる。他所の作例を見ても比較的近い印象だった。

Optima1035の「SOLITAR S 40mm F2.8 (4群4枚)」のレンズタイプがハッキリしないが、おそらくテッサー型だろうと推測出来る。だとすればテッサー型の階調の明暗がハッキリしている=中間域が乏しいと言われる評価にも当てはまるかも知れない。

まぁ使用フィルム、撮影状況、デジタイズ作業のなどの環境も確実に影響しているでしょうからある程度の範囲で納得するしかない。

Agfa OPTIMA 1035
Agfa OPTIMA 1035
Agfa OPTIMA 1035

逆光。ビハインドシャッターのヘンな形の絞りなので光条もキレイに揃わない。

Agfa OPTIMA 1035
Agfa OPTIMA 1035

そう言えばこのカメラで撮ったネガはコマの間隔がやや不均等でした。

お店にプリントやデータ化を任せるのなら特に問題はないけれど、自前でスキャンする場合はフィルムホルダーに挟む時に微調節が必要になるのでちょっと面倒。

巻き上げレバーの操作に不備があったのか?今度使う時はゆっくり丁寧に動かすことを意識しよう。

Agfa OPTIMA 1035

無限遠での遠景は隙のない鮮鋭な写りです。

Agfa OPTIMA 1035

中央部拡大

Agfa OPTIMA 1035

これも目測を見誤り、画面全体が微妙にピンボケで黎明期のデジカメみたいな粗い画質になってしまった。

MF一眼レフのようにピントのピークを狙うような撮り方をしていたから失敗したんでしょうねぇ。素直にゾーンフォーカスマークを目安に撮れば良かったのだ。

Agfa OPTIMA 1035

この後最後に撮った夕暮れは残念ながらコマの被りがありボツとなりました。

フィルムの残り枚数は余裕を残しておくべきでしたね。

まとめ

今回はカメラの動作確認も兼ねた撮影でしたが、かなりイイ感触。

レンズの出っ張りがあるのでポケットサイズではないものの、十分な小型軽量ボディと抜群に大きいファインダーは軽快なスナップに最適です。

秀逸なデザインやドイツ製カメラと言うちょっと自慢できるような要素も撮影意欲を高めてくれる。

目測式のシンプルなカメラながらも、使いこなしがいのある一品ではないでしょうか。

以上【AGFA OPTIMA1035 electronic sensor】のフィルム実写レビューでした。



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